♯の後にフレーズや単語を付け加えることで出来るハッシュタグは、TwitterやInstagramではコミュニケーションやフォロワーの輪を広げる一つの方法として必須の要素です。今回は自分のフォロワーや、それ以外の人からもいいねをもらうためのハッシュタグの付け方やコツについてまとめました。

ハッシュタグの目的とは

ハッシュタグ

ハッシュタグは、同じ嗜好の人や、同じ状況にいる人、同じ事に熱中している人などがハッシュタグによってコミュニケーションの幅を広げたり、情報を収集しやすくするために設置されている機能です。通常は趣味・嗜好を共有する目的で使用されることが多いハッシュタグですが、災害時などには自分のいる場所や状況などをハッシュタグに入れることで救援を求めたり、他の人と情報交換するのにも役立ちます。

ハッシュタグの使い方

案内・女性

ハッシュタグは基本的にどんな言葉でも作成することができます。
1.写真または動画を撮影か選択する。
2.フィルタを選択し写真を加工する。
3.キャプションに「#」を入力した後、それに続けてテキストや絵文字を入力する。(例:#flower)
4.シェアをタップして完了。
※すでにアップロード済みの投稿にハッシュタグを追加する場合は、キャプションを編集するか、写真のコメントにハッシュタグを含めます。

ハッシュタグを入れるとどうなる?

女性2

ハッシュタグを入れると、♯○○といった文字列がクリックできる文字列として自分の投稿に表示されます。ハッシュタグをタップすると、自分のハッシュタグと同じタグをつけた投稿がズラッと表示されるはずです。ここで表示される投稿は自分のフォロワーに限らず、世界中で公開設定になっているすべてのInstagramの投稿が対象となります。

選ぶ言語によって検索される範囲が変わる

このように、ハッシュタグは世界中の人をつないでくれる画期的な機能だといえますが、多くの人にハッシュタグ経由で自分の投稿を見てもらうためには、ちょっとしたコツが必要になります。
確かにハッシュタグに設定する文字列や言葉は自由ですが、例えば〝#今日の空〟というハッシュタグを入力した場合と、〝♯TodaySky〟と入力した場合では見に来る人に大きな違いが出ることは言うまでもありません。日本語で入力すれば日本人のユーザの目にとまる可能性が高くなり、英語で入力すれば世界中のユーザの目に留まる可能性が生まれます。

【ハッシュタグでいいねを集めよう!】

いいね

ここからはカテゴリ別にハッシュタグでよりたくさんの〝いいね〟を集めるためのコツを紹介します。

・食べ物系

食べ物

食べ物の写真をアップする時は ♯食べた場所 ♯食べたもの ♯店舗名 などをハッシュタグにすることで同じ食べ物、店などに興味のある人がハッシュタグ検索をした際に自分の投稿を見てもらえることになります。流行りものや限定商品などの場合には検索で見てもらえる機会もふえるため、ハッシュタグを忘れずに。

・ゲーム系

ゲーム

レアアイテムをゲットした際にスクリーンショットを投稿する人も多いかと思います。スクショを投稿としてアップする際には ♯アイテム名 をハッシュタグするのが基本。同じアイテムを探しているひとが攻略としてハッシュタグ検索した際に役立つ情報となるため、いいねをもらいやすいでしょう。GPS系のゲーム(ポケモンGOなど)の場合にはさらにアイテムが出現した場所などを投稿に加えておけば他のプレイヤーの有益な情報となります。

・イベント系

イベント

人が多く集まるイベントやコンサート、ライブ、展示会などに関する投稿の場合には ♯イベント名 ♯アーティスト名 のハッシュタグを付けておくことで同じイベントに参加した人同士での情報交換や、これからイベントに行く人にも役に立つ情報となります。

・災害系

インスタ 災害

台風や地震などの災害に関する情報を投稿する際には ♯災害名 ♯場所名 ♯事故発生場所 などのハッシュタグを付けておくことで その地域に関する災害状況を検索している人の目に留まりやすくなります。

・風景系

インスた 風景

風景系の投稿をする際は ♯被写体名 (海名、山名、河川名など)♯場所名 ♯印象 などをハッシュタグに追加することで特定の風景に関する写真を検索している人の目にとまりやすくすることができます。

・ニュース系

特定の時事ネタやニュースなどに関しての情報に関しての投稿をする場合には ♯時事ネタワード をハッシュタグに付けることで同じネタに関して投稿している人同士で意見交換をするのに役立ちます。

・意見・コメント募集系

ラジオやテレビ番組で度々見かけるのが ♯ラジオ名 ♯番組名 ♯コーナー名 など特定のハッシュタグをつけて投稿することで自分の意見、投稿を1意見として投稿するという方法。メールアドレスなどを入力する手間もなく、番組宛に自分の投稿を届けることができます。また、そのハッシュタグで検索すれば同じ番組宛に送った他のユーザの意見も閲覧することが可能。採用されれば自分のアカウント名が番組で流れるかも。

【フォロワー・いいねを増やすコツ】

案内・女性

一度自分の投稿を見に来てくれた人をフォロワーとして獲得するためには、投稿するフォトの雰囲気を統一するということがポイントとなります。出来れば1つのアカウントで1つのジャンルにしぼった内容で写真を投稿することで統一感、こだわり感がうまれ、印象がよくなります。また、画像を加工する場合にも毎回同じテイストで加工するようにすると投稿写真が羅列された際に統一感がうまれるため、同じテイストが好みのユーザをフォロワーとして獲得しやすくなる傾向があります。

ハッシュタグからいいねを付けに行く

自分の投稿に付けたハッシュタグは青色のリンクとして表示され、そのハッシュタグをタップすることで自分と同じハッシュタグを付けた投稿を一覧表示することができます。自分と似た趣味・嗜好の投稿に積極的にいいねをすることで自分の投稿を見にきてもらえる可能性、いいねを返してもらえる可能性もUPします。

【ハッシュタグの規制について】

規制

Instagramでは不適切と判断されたハッシュタグが見つかった場合、そのハッシュタグの検索が出来なくなることがあります。ハッシュタグの検索では〝人気投稿〟〝最新〟の二種類のカテゴリで表示されます。人気投稿にはユーザのアクションが多く集まっているものなどが優先的に表示されるようになっており、最新ではアクションは関係なく基本的に投稿の新しいものから表示される仕組みとなっていますが、最新の目立つ位置に不適切な投稿がある場合には一時的に最新の検索カテゴリが表示されなくなる場合があります。(暴力的・性的・テロを助長する投稿など)以下は公式サイトの説明。
Instagramのハッシュタグが、Instagramの利用規約またはコミュニティ規定に従っていないコンテンツに関連したものである場合、検索できないことがあります。
Instagramでは、そうしたハッシュタグを定期的に確認しており、特定のハッシュタグに関連するコンテンツが変更されると、そのハッシュタグが再び検索できるようになることがあります。不適切なハッシュタグについては、Instagramの報告機能を使用して報告してください 。

引用:Instagramヘルプ

まとめ

ハッシュタグをうまく利用することで、同じ趣味・嗜好の人や、自分と同じ事に着目している人、ハマっている人などを簡単に見つけることができます。ハッシュタグを通じて人脈が広がれば記録用の写真SNSとしてだけでなく、多くの新しい世界をみつけることができるかもしれません。

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