Instagramは写真を通じて世界中のユーザとコミュニケーションの輪を広げるためのSNSですが、インターネットの上とはいえ、人間関係のもつれやトラブルはつきもの。今回は インスタグラム投稿を個別の相手に対して非表示にしたい時の対策法! について解説していきます。
Instagramのデフォルト設定は?
まず、Instagramで特になにも設定を変更していない状態(デフォルト設定)について確認しておきましょう。
自分の投稿が見られる人は?
Instagramのデフォルト設定としては〝公開設定〟になっています。これはInstagram内のユーザに対して公開設定であるだけでなく、Instagramにアクセスすることのできる人すべて(Instagramに登録していない人も含む)に対して公開になっているという意味です。
ログインせずに投稿を見る方法
-
- Instagram公式サイト(コチラ)にアクセス
- 一番上のアドレスバーをタップ
- https://www.instagram.com/ のあとに続いて、ほかのユーザのIDを入れる
- 確定(Enter)をタップ
こうすることで、Instagramの検索窓などが普通に使えるので、ユーザ名やハッシュタグを入力することでユーザ登録 / ログインしなくても投稿を閲覧することができます。
特定の人だけに投稿を見せないようにするには?
Instagramには、投稿を公開する相手を選ぶ方法が2つあります。一つが〝非公開設定〟もうひとつは〝ブロック〟です。非公開設定はいわゆる鍵つきアカウントと呼ばれるもので、アカウントの横に鍵マークがついているのを見たことがある人も多いかと思いますが、アカウントの存在自体は表示されても内容は承認されたひとしか見られない、というものですね。一方のブロックはブロックした相手に対して自分のアカウントを一切表示しないようにする方法。両方自分の投稿を見ることができる人を制限するという手段には変わりないですが、少し内容が異なります。
非公開に設定する方法
iPhone、Androidの場合
- プロフィール画面の右上にある
をタップ。
設定をタップ。
- 「プライバシー設定」をタップ。
- 「アカウントのプライバシー設定」→「非公開アカウント」をONにする
- ”非公開アカウントに切り替えますか?”とポップアップが出るので、「非公開に切り替える」をタップ。
- ”フォロワーを確認しますか”とポップアップが出るので、投稿を見られたくないフォロワーは解除しておく。
参照:Instagramヘルプ
非公開に設定すると「非公開アカウント」となり、あなたのフォロワーのみが自分の投稿をみることができるようになります。
ブロック/ブロック解除の方法
- ブロックしたいユーザーページの右上にある
をタップ。
- 「ブロック」をタップします。
ブロックを解除するには、上の手順の後で「ブロックを解除」をタップします。
参考:Instagramヘルプ
ブロック時、ブロックの解除時にも相手には通知されないのでバレることもありません。
ブロックするとどうなる?
- ブロックしたユーザがフォロー中のリスト外れ、相手のフォローリストからも自分が外されます。(相互フォローの解除)
- ブロックしたユーザは自分のプロフィールや投稿、ストーリーが見られないようになります。(検索も不可)
- ブロックしたユーザは自分のアカウントをフォローできなくなる。
- ブロックしたユーザとのトークルームが消えます。
- ブロックしたユーザが自分を検索できないようにする(検索結果に表示されないようにする)
- 相手をブロックしても、その人からの「いいね!」やコメントは自分でコメントを削除をしない限り、写真や動画から削除はされません。
このように、ブロックの設定では設定した相手に対して多くの制限を与えます。ブロック設定することで、相手に通知されることはありませんが、ブロック設定にすることが難しい場合(日常生活でよく顔を合わせるなど)には、非公開設定にし、限定されたメンバーのみに投稿を公開することで特定の人からのアクセスを拒否する際のニュアンスがソフトになります。
さりげなくブロックする方法
- ブロックしたい相手を一度ブロックする(相手のプロフィール>>ユーザーをブロックをタップ)※
- 自分のアカウントを非公開に設定する(>>>非公開アカウントをONに設定)
- ブロックした相手のブロックを解除(相手のプロフィール>>ブロックを解除するをタップ)
SNSでの非公開設定は不快なユーザやコメントを制限する目的以外にも、
- 社内や学校内の悪い噂や愚痴を公開しないために自主的にSNS非公開設定することを勧めている場合がある。
- 日常的に個人情報を公開することはよくないと思い、SNSへの投稿はすべて非公開にしている。
- 特定のグループでのみの情報交換用アカウントとして使用している。
- 写真記録用アカウント(クラウド代わり)に非公開アカウントを設けている。
など、様々な理由で使用される機能でもあるので、ブロックする機能と比較すると、特定の人を除外するという意図に限定されないことから、ブロックのニュアンスとしてはソフトになるという利点があります。
ブロック解除の際の注意
ブロック/ブロックの解除の操作を行っていも相手に通知されることはないので、そのこと自体で相手にブロックした・ブロックしていたとバレることはありません。ただ、ブロックを解除した際に再度その相手をフォローした場合には、〝新しいフォロワー〟として相手に通知されるため、相手に違和感を感じさせる可能性はあります。
Instagram内でいじめ・嫌がらせ・なりすましに出会ったら
Instagramでは、いじめや嫌がらせを行うユーザや、なりすましユーザ(Instagram内で定めているコミュニティ規定に反しているユーザ)に対してアカウントを凍結するなどの方法をとっているとのこと。Instagramへの迷惑ユーザの報告はこちらから行うことができます。現在Instagramの公式サポートとして対処を行っている主な項目は次のようなもので、これに該当しない場合は〝その他の報告〟として報告することができます。
- アカウントの不正アクセス
- なりすましアカウント
- 年齢制限に満たないユーザ
- 嫌がらせアカウント
- 知的所有権
- 公開される個人情報
- 自傷行為
- 不正使用とスパム
- 搾取
アプリから報告する場合
- 報告したいユーザーページの右上にある
をタップ。
- 「報告する」をタップ。
- 「スパムである」「不適切である」の該当するものをタップ
まとめ
投稿内容はオープンにしている人も多いかと思いますが、Instagramはユーザ登録していない人も見ることができるということに関しては知らない人も多いのではないでしょうか。投稿内容によっては個人情報や、自分の居場所などが特定される可能性も十分にあるため、プライベートな投稿が多い人は非公開設定にしておくほうが無難でしょう。