Instagramではフォロワー、フォローする人が多いほど楽しめるSNS。でも場合によってはフォローされている、またはしていることで不快感やSNS疲れの原因になることも。今回は〝 インスタグラムのフォローフォロワーを外すと通知は相手にいく? 〟というテーマで解説しています。
Instagramの通知システムについて知ろう
Instagramでは新しいフォロワーがついたときや、いいねがついたときに通知が送信されますが、逆にフォロワーが外れたとき、いいねを取り消した時には通知されるのか?と疑問になる人も多いと思います。先に結論から言うとNoです。SNSはコミュニケーションをポジティブに受け取るためのサービスなので、ネガティブな通知をすることでInstagram自体にもユーザ側にもメリットが生まれないないからですね。通知される項目、されない項目について基本的なものをまとめると、次のようになります。
通知される項目
- 新しくフォローした(された)とき
- 投稿にいいねした(された)とき
- ダイレクトメッセージを送った(届いた)とき
- コメントを送信した(された)とき
- メンション(@)したとき(された)とき
通知されない項目
- フォロワーが外れた(外した)とき
- いいねが取り消された(取り消した)とき
- ブロック状態で(送った)届いたメッセージ
- コメントを削除した(削除された)とき
- メンション(@)を削除した(された)とき
フォローを外すときの工夫
特定の人のフォローをやめたい、でも相手にばれたくない、不快にさせたくない、という人は多いと思います。そのような場合のちょっとしたテクニックをご紹介します。
相手に不快感 / 違和感をあたえずフォロー解除する手順
- フェイクアカウント(裏アカウント)を作成し、追加する
- フェイクアカウントに写真を適当に投稿しておく(できればフォロー/フォロワーも獲得する)
- 〝フォロー中〟からフォロー解除したいアカウントを選ぶ
- 〝フォロー中〟をタップし、〝フォローをやめる〟をタップ
- メインアカウントを非通知に設定する
- 解除したアカウントをフェイクアカウントに誘導する
もちろんただ単にフォロー解除することでもOK(それ自体で通知されることはない)ので、相手がそれに気付かない人であれば問題ありませんが、もしもフォローを外したことに気付かれて問題が起こりそうな場合にはメインアカウントを非通知に設定した上で、このように別アカウントを用意しておくことで直接的に〝フォローを外された〟というニュアンスをうすめることができます。
マルチアカウント機能を使おう
Instagramにはマルチアカウントの切り替え機能があり、複数のアカウントも1つのアプリ内で簡単に切り替えることができるようになっています。
アカウントを追加する方法
- 自分のプロフィールにアクセスして、右上にある または をタップ。
- 下にスクロールして、〝アカウントを追加〟をタップ。
- 追加するアカウントのユーザーネームとパスワードを入力する。※アカウントは5つまで追加できます。
追加したアカウントに切り替えるには
- 自分のプロフィールを開く。
- 画面上部にあるユーザーネームをタップ。
- 切り替えるアカウントをタップ。
非公開アカウントの認識
非公開アカウント(鍵付きアカウント)は秘密にしたいことだけを投稿している、というイメージがある人も多いかと思いますが、それ以外にも以下のような理由から鍵付きアカウントに設定する人も多いため、もしも自分の〝非公開〟のアカウントに承認されないことに言及する人がいる場合には次のような理由から選んでかわすことができます。
- 社内や学校内の悪い噂や愚痴を公開しないために自主的にSNS非公開設定することを勧めている場合がある。
- 日常的に個人情報を公開することはよくないと思い、SNSへの投稿はすべて非公開にしている。
- 特定のグループでのみの情報交換用アカウントとして使用している。
- 写真記録用アカウント(クラウド代わり)に非公開アカウントを設けている。
再フォローの際の注意
フォローはする(される)ときにだけ通知され、解除する(される)時には通知されない、というのは初めにも書いた通りですが、ここで気付けたいのが再フォローの時の通知。相手がフォロー解除したということにすら気付いていなかった場合、再フォローしたタイミングで〝フォロー解除していた〟ということに気付く可能性があります。これに関しては防ぎようがないですが、2度目のフォローだったとしても通知される、ということを知っておく必要はあるでしょう。
SNSでの人間関係は心理戦!
ここまで読んで気付いた人もいるかとおもいますが、フェイクのアカウントを非公開にした時点で、相手に〝こちらがメインのアカウントです〟と誘導して気付かれる可能性はあるでしょうか?端的に言うとNoです。
相手は非公開のアカウント投稿は見ることができないので、フェイクアカウントがメインだといわれたならそれを信じるしかないからですね。
Instagramでは複数のアカウントを持っている人も多いことから導入されたのがマルチアカウント機能ですが、この機能によって公式アプリ内で1タップでいつでもアカウントの切り替えをできるので、複数のアカウントに別々の投稿をするということはさほど面倒ではないといえます。
フェイクのアカウントがフェイクだとばれないようにするにはある程度コンスタントに写真をアップロードするという手間はありますが、メインアカウントを特定のユーザから守るということが可能になります。
SNSで不快感をゼロにしよう
これはInstagramに限らずすべてのSNSでも大きなテーマの一つ。このテーマに関して最近追加されたInstagramの機能としては、〝コメントフィルター〟があります。コメントフィルターでは表示させたくない(受け付けたくない)特定のワードをフィルターとして設定しておくことで、そのワードを含むコメントをシャットアウトすることができます。
コメントフィルターの使用方法
- 自分のプロフィールにアクセスして、右上にある または をタップ。
- 設定からコメントをタップ
- 〝不適切なコメントを非表示にする〟をスライドしてONにする。
- カスタムキーワードに表示したくないワードを入力
- 右上完了をタップ
この設定にすることで設定したワードは表示されなくなります。コンマで仕切ってワードを指定する形式なので、英語などアルファベットを使用する言語でのコメントに対して有効といえるでしょう。(日本語でも単発のワードに対しては有効です)なお、コメントした側にはそのコメントは表示されるため、〝非表示になった〟と気付かれることはありません。
ブロックリストを管理しよう
以前はブロックリストを一覧として表示することができませんでしたが、最近のアップデートでブロックリストを一括管理することが可能になりました。
- 自分のプロフィールにアクセスして、右上にある または をタップ。
- アカウントから〝ブロックしているユーザー〟をタップ。
ブロックアカウントの追加や、すでにブロックしているアカウントのブロック解除はそれぞれのアカウントのプロフィール画面から行います。ブロックリストのユーザ名をタップすると直接アカウントのプロフィールにとぶことができます。
まとめ
Instagramにハマると誰もが気になってくるのがフォロー数やいいねの数ですが、多いほど起こりやすいともいえるのがSNS上での不快感やトラブル。うまく回避して快適にInstagramを楽しみたいですね。マルチアカウント機能は今回紹介したようなトラブル回避用の使い方もできるので、便利な機能です。近いアップデートでコメントフィルターがさらに改善されるのにも期待したいところですね。