LINEでメッセージが送られてきているハズなのに通知がこない、LINEアプリを開かないと通知がこない!というトラブルが多く発生しています。今回はこのような症状がおこる原因と対処方法について紹介していきます。
LINEの通知に関する問題はデバイス側とアプリ側の基本的な項目を確認 / 再設定することでほとんどの場合解決することができます。LINEの通知に問題がある時は以下の項目をチェックしてみてください。
1. 通信状況
LINEの通知が不安定な場合の1番の原因として考えられるのが、通信状況が安定していないことです。同じ場所で使用していてもデバイスの状態や時間帯などによって回線の速度や受信状況が悪くなることもあります。
この場合、Wifiを使用している場合には4G / LTE回線へ切り替えてみます。(4G / LTE回線を使用している場合はWifiに切り替えるか、一度フライトモードなどで回線をOffにした後再度Onにし接続します)
使用回線の切り替えはiPhoneの画面を下から上にスライドして表示される画面上で簡単に行うことができます。
【WifiがOffの状態】 【WifiがOnの状態】
アプリの再起動
アプリを開きっぱなし(マルチタスクに残ったままになっている)の状態が長く続くと、時々バグが発生することがあります。このバグをリセットするには一度アプリを完全に閉じる必要があります。アプリを完全に閉じるにはホームボタンをダブルタップしマルチタスクを表示した後、LINEを含む(できればすべての)アプリを上にスライドし終了した後、再度アプリを起動してみてください。
デバイスの再起動
iPhone / Android デバイスを長い時間起動したままにしていると、とくに重いデータを保存していなくても閲覧した情報(キャッシュ)などが溜まっていくことでデバイスの動作が重くなったり反応が鈍くなるなどの状態になります。この状態を改善するにはデバイスの再起動が有効です。
再起動することでキャッシュが解放され動作が軽くなるはずですので、再起動後に再び通知の動作を確認してみてください。
LINEアプリのバージョン
アプリのバージョンが古い場合にはアプリの動作にバグが発生しやすくなる可能性があるため、バグの発生を防ぐにはアプリのバージョンを最新にしておくことが必須です。使用しているアプリが最新かどうかを確認するにはAppStoreから右下アップデートをタップします。
保留中のアップデートの欄にLINEが表示されている場合には
をタップしてアップデートを完了します。
アプリのアップデートで起こるエラーの対処
- インストールが開始するまでのグルグル回転するアイコンの動作がいつまで経ってもインストール中に変わらない時にはAppStore
をマルチタスクから
画面をスワイプして閉じてから再度開き、
をタップするとインストールを開始できることがあります。
- アプリの右に表示される
をタップしてもインストールが開始しない場合は右上
をタップすると動作が開始することがあります。
- アップデートしていないアプリが沢山ある場合には一度のタップですべてのアプリがアップデートされないことがあるので、その場合には数回に分けて
をタップします。
- 複数のAppleIDをもっている場合にはLINEアプリをダウンロードした際のIDでログインしているかを確認します。
デバイスOSのバージョン
iPhone / Android デバイスのOSが最新でない場合にもアプリのバグやデバイス本体のバグが発生しやすくなるため、OSが最新でない場合はアップデートしておく必要があります。使用中のiOSが最新かを確認するには設定から一般タブを開き、〝ソフトウェアアップデート〟をタップします。OSが最新の場合には↓この画面が表示されます。
【iOSが最新になっている時の表示】
ここにOSが表示されている時には〝アップデート〟をタップしOSのバージョンを最新にします。
ストレージの空き容量
アプリのバグが発生しやすくなるデバイス側の要因として、〝ストレージの空き容量が十分にない〟というものが考えられます。ストレージの空き容量不足は新たなデータの保存スペースがなくなっているという問題だけでなく、デバイスそのものの処理能力を低下させ、アプリ動作のバグにも直結する要素になるため、アプリのバグを防ぐにはストレージの空き容量を十分に確保しておく必要があります。
ストレージの空き容量は設定から一般のタブを開き、〝ストレージとiCloudの使用状況〟をタップすると確認できます。
使用可能の右側に表示されているのが空き容量です。この空き容量が少ない場合には、〝ストレージを管理〟で上位に表示されるアプリを確認し、そのアプリを開いて消去できるデータをできる限り消去します。(アルバムから写真 / 動画を削除する場合には、削除の動作を行ったあと、〝最近削除した項目〟の画面から選択をタップしすべて削除をタップするとストレージの空き容量をすぐに確保できます。)
アプリ内トーク履歴
LINEのアプリ内のトーク履歴はかなり前のものまでさかのぼることができますが、トーク履歴がデータとして溜まっていくことでアプリの動作が重くなったり通知にバグが発生することがあります。この場合にはトーク画面から右上をタップし、設定
から〝トーク履歴をすべて削除〟をタップします。この動作をすると過去のトーク履歴を閲覧することができなくなるので、必要なトークはあらかじめKeepなどに保存しておきます。
※トーク内の発言で保存したいものを長押しするとKeepのタブを表示させることができます。Keepに保存したデータは自分のプロフィール画面から確認できます。
トークの通知設定
LINEのトークは個別に通知のON / OFFを設定できるようになっていますが、特定の人だけ(またはグループ)からの通知だけを受け取れないという場合にはそのトークの通知設定がONになっているかを確認します。
トークの通知設定ONにする方法
からトーク画面を開く。
をタップ。
- 通知ON
をタップ。
※トークの通知がOFF(ミュート設定)になっている場合は名前のよこにアイコンが表示されます。
iPhoneの通知設定
iPhone側の通知設定がONになっていない場合にはLINEの通知を受け取ることができません。ほかのアプリの通知は届くのにLINEの通知だけが出ないという場合にはiPhone側のアプリ別通知設定を確認します。
- 設定
から
をタップ。
- アプリ一覧をスクロールし
をタップ。
- 〝通知を許可〟をONにする。
【通知がONになっている状態】
スリープ時の通知設定
iPhoneでスリープ時に来たLINEメッセージがロック画面で表示されないという場合はロック画面でのLINE通知の表示のオンオフ設定を確認します。
- 設定
から
をタップ。
- アプリ一覧をスクロールし
をタップ。
- 〝通知を許可〟をONにする。
- 〝ロック画面に表示〟をONにする。
ガラケーでのLINE通知設定
ガラケーでLINEを使用している場合には、登録したメールで通知を受け取ることができます。通知の頻度は20分 / 1時間 / 24時間 から選択することができるようになっています。通知を受け取る時間帯を指定した場合にはそれ以外の時間帯では通知メールが送信されません。
まとめ
LINE通知の不具合は基本的な設定を確認しなおすことで解決できることがほとんどです。一つの項目をチェックするだけで解決することもありますが、複数の項目が原因になっていることもあるので、一つの項目をチェックしても通知の動作が改善しないという場合には今回紹介した項目を順番にチェックしてみてくださいね。
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