こんにちは!SNS LABOです!今回はLINEスタンプがリジェクト(審査落ち)した理由と再審査の流れについて徹底解説していきます。何ヶ月もかけて頑張って作成したスタンプが審査に通らなかったり、何度もリジェクトされてしまうと本当に悲しいですよね。これ以上リジェクトされないようにしっかりと対策を取りましょう!
何か月も頑張って作ったのに売れない、リジェクトされると本当に悲しい
普段何気なく目にしているLINEスタンプ、ゆるいキャラのスタンプも数多くあるのでLINEのスタンプ基準がそこまで細かく設定されているとはあまり想像できませんよね。でも実はLINEのスタンプ、クリエイタースタンプであれ公式スタンプであれ、OKがでれば『売り物』として世に出回ることになるため審査時にはかなり細かく審査基準(NG項目)が設定されています。
スタンプ制作用の簡易のガイドラインとしてはLINE CREATORS MARCKETのページにも別ページ(コチラ)があり、ほとんどの場合はこのページだけを見て制作にかかる人が多いのではないでしょうか?
ただ、このページだけではNG項目をすべて把握できません。絶対に自分は通るハズ!という自信で申し込んだ人でも、結構リジェクト(審査落ち)するのはそのためですね。
本記事では2度目の審査を申し込む人も、一度目の審査を申し込む人も、参考にできるリジェクト対策をまとめています。
LINEスタンプの審査基準とは?
LINEスタンプのNG項目は大きく分けて5ジャンル(画像関連・テキスト関連・モラル関連・ビジネス関連・権利関連)あります。リジェクトされた人も、これから申請する人も、まずは自分のスタンプがこれらの項目に引っかかっていないかをチェック!!
画像関連のNG項目(スタンプ画像、メイン画像、トークルームタブ画像のイラスト)
妙に長すぎる(横長・縦長)ものや、単調すぎるものはNGとなるようです。画像関係でミスになりがちなのは『透過処理』ですがこれについては後述しています。
NG項目はこちら!
- LINEが指定した画像フォーマットでない場合。
- トークの場面で使えないと判断されるもの。
- かなり縦長・横長のもの。(8頭身キャラの全身など)
- 数字、文字のみのスタンプなど、単調すぎるもの。淡色ばかりのもの。
- ロゴのみのスタンプ。
- スタンプ内の文字が間違っている場合。
- 説明文やタイトルとスタンプの内容が違う場合。
- 実際のスタンプ画像とかなり違うメイン画像やタブ画像の場合。
- 既に販売しているLINEスタンプデザインを完全にコピーしている場合。
テキスト関連のNG項目(スタンプタイトル、商品説明文、クリエイター名、Copyright)
スタンプそのものでなく、タイトルや説明のNG項目も結構あります。入力項目によっては半角英数、などの指定があるものがあるので、全角などになっていないか注意!
NG項目はこちら!
- LINEが指定したフォーマットでない場合。
- 英数半角などの文字指定で全角を使っているなどの場合。
- テキストが間違っている場合。
- タイトルや説明文に”○月○日発売予定” や、”○○と検索”などの告知系内容がある場合。
- URLが含まれている場合。
- ハートの絵文字♡など端末によって表示されない文字を含んでいる場合。
- 説明が短すぎる場合。
- 説明がスタンプ画像とあっていない場合。
モラル関連のNG項目
悪気はなくてもひっかかりやすいのがモラル関係の項目。暴力系や性的な描写のほかにも、飲酒やドラッグ、ギャンブル関係、宗教関連もNG項目になっています。
[icon image=”star”]NG項目はこちら!
- 犯罪・暴力・虐待・児童ポルノの要素を含むもの。
- 登場キャラがはだけ過ぎているもの(肌の露出が多すぎるデザイン)
- アル中・薬中のほか、未成年にそれらを奨励する内容のもの。
- 違法な武器をリアルに再現したデザインを含んでいるもの。
- フィッシングやスパムなど、迷惑行為や個人情報を盗む目的のもの。
- 人や動物を殺したり傷つけたり、撃たれる、刺される、拷問などのイメージのもの。
- 特定の人や会社(法人)、グループや国を誹謗中傷、攻撃する可能性があるもの。
- 個人情報を流出させる可能性のあるもの。
- 明らかに不快感をあたえるもの。
- 宗教や文化、民族性、国民性を攻撃・不快感を与えるもの
- 宗教の勧誘目的や宗教的簡素が強いと思われるもの。
- 政治的な内容(選挙など)を含むもの。
- ユーザーが混乱したり、気分を悪くするように作られたもの。
- 性的な要素を含むもの。
- 賭け事を推奨する内容のもの。
- パスワードや、プライベートデータなどの個人情報取得を目的としたもの
- パチンコや競馬など、青少年の育成への悪影響があるもの。
- 自殺や自傷行為、薬物乱用を推奨する内容のもの。
- いじめを誘発・助長するような内容のもの。
- 差別を助長したり、またその可能性があるもの。
- 反社会的な内容で不快感のあるもの。
ビジネス関連のNG項目
個人的な目的で製作する場合にはあまり関係のない項目ですが、会社や団体の企画でスタンプを作るという人は注意!
NG項目はこちら!
- スタンプ購入時にID・個人情報入力などをさらに必要とするもの。
- 企業が来店者へのプレゼント用にするなど、個人的な利用範囲を超えている場合。
- メッセンジャーアプリなどの名前やキャラを使っている場合。
- アプリ・サービスなど企業の宣伝を目的としたもの。
- チャリティーなど寄付が目的のもの。
- 政治や宗教、反社会的勢力など特定団体への加入を勧誘したり、寄付目的のもの。
権利関連のNG項目
「ん?このキャラどっかでみたな」と思われそうなものは大体この項目にひっかかるので注意!
NG項目はこちら!
- 著作権や商標権などを侵害しているもの。
- 二次創作などで権利があいまいなもの。
- 許可を得ていない人の顔をリアルに描写している場合。(肖像権の侵害)
- 権利者から許諾をもらっていない・証明できないもの。
- 地域の法令に反しているもの。
リジェクトされる(審査落ち)理由は?
画像の透過処理が必要なことは知っている人が多いと思いますが、意外と多いのがこのミス。句点は『。』半濁点はパピプペポなどの丸ですね。こんなちいさなマルも透過しなければならないのか?!と思ってしまいますが、たしかにLINEのトーク画面にスタンプをはってみると、透過処理していない箇所は目立つ(↓画像参照)ので、ここは抜かりなく透過しておいたほうがよいでしょう。
≪透過処理したもの↓≫≪透過処理してないもの↓≫
性的・暴力的・下ネタと思っていなくても引っかかることがある?
スタンプならちょっと大げさ目の表現にしたい、という場合も多々。ですが下のようなものはリジェクト対象になることが多いので注意!
- キャラの下着が見えている。
- キャラから血がでている。
- キャラの下半身、上半身が見えている。
- ウンコはかわいくてもNG!
構図は全く同じで文字だけ変えたスタンプはNG。特に『参加・不参加』、『OK・NG』など返事用のスタンプとして作成した人は要注意。
意図的なスペルミスはNG。
『Hello』を『Hallo』と書いている場合など、作った側は意図的にボケた場合でも〝スペルミス〟のくくりとしてNG判定になってしまうので注意。もちろん意図せず漢字などを間違った場合(『参上!』を『参場!』とするなど)もNGなので注意。
リジェクト(審査落ちした)場合の対処方法は?
LINEからリジェクトが来た場合は、まずなにが不備だったのかの内容を確認します。そのあと不備となった画像(全体・もしくは一部)を変更・修正し、再申請(リクエスト)すればOK。
- LINE Creators marcketのページからログイン。
- マイページの『アイテム管理』をタップ。
- 修正する項目を差し替え、『リクエスト』をタップして完了♪
LINEスタンプの審査に通過するポイントとは?
LINEスタンプで『リクエスト』(承認申請)をだすとLINEから返事をもらえるまでの期間に最低でも1か月かかります。数か月待った結果が『リジェクト』にならないためには、次のポイントに注意!
- ガイドラインをきちんと読む。
- はじめてスタンプを作る場合は8個セットから作る。(自分で選択できます)
- 失敗例を見て自分のスタンプがあてはまっていないかチェック!
- 作り直し用にスケッチや下書きなどをとっておく。
- スタンプの説明も手を抜かずに丁寧に書く。
- 透過処理は入念に!(『。』や『ぱぴぷぺぽ』のマルの中は特に注意!)
どうしても審査が通らずリジェクトされていしまう場合
「何回提出してもリジェクトされてしまう・・もう無理(泣)」という人は、スタンプ製作会社に依頼するという方法でもオリジナルのスタンプを作ることができます。
- 自分の要望をシンプルに伝えるだけでオリジナルスタンプを作ってもらえる。
- リジェクト(審査落ち)の場合には返金してもらえる。
- 大手企業のスタンプ売り上げ実績などがあって安心して注文できる。
- レベニューシェア(利益を分け合うシステム)なのでその分リスクを回避できる。