こんにちは!SNS LABOです!今回はAndroidで自作のLINEスタンプを作る方法を紹介していきます。
iPhoneやパソコン向けのLINEスタンプの作り方はありふれてますが、Androidスマホでの作成方法は意外と少なく困っている方も多いのではないでしょうか?必要なアプリから申請方法まで解説していくので、ぜひ参考にしてみてください♪
LINEスタンプを作成するのに必要なものと準備
LINEの自作スタンプを作りたい人はまずLINE Creators Marketにクリエイター登録します。クリエイター登録~スタンプ登録は無料で、スマホ・PCのどちらからでもアクセス可能。数分で登録完了できます。
- LINE Creators Marketのページへアクセス。
- LINEアカウントでログイン。
- 必要情報を入力し、『登録する』をタップ。
- 登録確認メールに届いたURLをタップし登録を完了する。
※登録のメールアドレスがキャリアメールの場合には『line.me』からのドメインがはじかれて確認メールが受信できないことがあります。この場合はLINEアカウントのメアドをフリーメール(GmailやHotmailなど)に変更してみることをオススメします。(この時LINEアプリのe-mailを同じフリーメールに変更する必要アリ)
→【超簡単】LINE Creators Marketに登録する方法!
通常スタンプ | アニメーションスタンプ | |
メイン画像 |
必要数:1個
フォーマット:PNG
サイズ:W240×H240 pixel
|
必要数:1個
フォーマット:APNG
サイズ:W240×H240 pixel
|
スタンプ画像 |
必要数:8,16,24,32,40個
フォーマット:PNG
サイズ:W80~370×H80~320 pixel(1個あたり)
|
必要数:8個,16個,24個
フォーマット:APNG
サイズ:W320 x H270(1個あたりの最大サイズ)
|
タブ画像 |
必要数:1個
フォーマット:PNG
サイズ:W96×H74 pixel
|
必要数:1個
フォーマット:PNG
サイズ:W96×H74 pixel
|
↑メイン画像、タブ画像はそれぞれスタンプ画像の中の1枚をサイズを調節したものを使うことが出来るので画像として必要になるのは最低限8コからということになります。
動くスタンプ(アニメーションスタンプ)についての詳細はコチラへ
審査で失敗したくない人、たくさんの人にスタンプを買ってもらいたい人は次のポイントをおさえましょう!
- 初心者はまず8個から挑戦するべし。
- コンセプトが分かりやすいものを作るべし。
- 使えるシーンが多そうネタ(挨拶系など)を入れるべし。
- 審査で通るかきわどいネタ(流血や下ネタ)は極力いれない。
LINEではスタンプのNG項目をかなり細かく設定しています。リジェクトを避けたい場合は下の要素がスタンプに含まれていないか要チェック!これらはイラスト表現がカワイクてもNGなので注意!
- 暴力系(流血、吐血なども含む)
- 下ネタ系(下着、露出、ウンコなど)
- スペルや日本語の間違いがある
- 飲酒助長、ギャンブル助長、覚せい剤助長系
- 透過漏れ(『。』『ぱぴぷぺぽ』などのマルの中も!)
- スタンプ情報の不備
【徹底解説】LINEスタンプがリジェクト(審査落ち)した理由と再審査の流れ
例えば私(筆者)は全くのイラスト初心者ですが、LINE Creator Marketの登録からスタンプイラストを1から作成、審査申込まで約3時間ほどで完了しました。スタンプの審査にかかる時間が通常1週間半ほどなので、トータルで見ると1週間半ほどでスタンプの作成、販売ができるということになります。
個人でスタンプを作成する場合には基本的には無料配布はできません。LINEスタンプは販売までの過程がすべて無料であるのと引き換えに、スタンプ売り上げの一部(50%)を販売手数料として差し引くシステムになっているからです。どうしても無料で配りたいという人は自分のLINEアカウントから自分のスタンプを『プレゼント』として相手に贈る方法が一番シンプルです。
※企業スタンプの場合、期間限定のスタンプ無料配布がありますが、この場合にはスタンプを手に入れる側に支払いが発生しない代わりに企業側がある販売手数料をまとめてLINEに支払っているということになります。どうしても無料配布したいという場合はこの方法についてLINE側に交渉してみてください☆
(交渉はこちらから→LINE問題報告ページから『LINE』>『スタンプ』>『その他』)
LINEスタンプ作成の流れ
LINEのスタンプを販売し、売り上げを受け取るまでの流れがコチラ!
- LINE Creators Marketからクリエイターとして登録する(2分程度で完了)
- スタンプ画像+テキスト情報の登録をする。
- 審査をリクエストし結果を待つ!(1週間半程度)
- 審査が通ったら販売開始(リリース)。
- 売り上げの50%を登録した口座から受け取る。
作成したLINEスタンプの登録申請をする方法!審査期間やリジェクトの対処法も
AndroidスマホでのLINEスタンプの作り方
AndroidでLINEスタンプ画像を作成する時に使用するアプリが『ibis Paint』(アイビスペイント)。このアプリを使ってLINEスタンプ画像を作成する流れをざっくりとまとめると次のようになります↓
- 手書きイラストを紙に書く(直接アプリに絵を描く人はこの工程をスキップ!)
- 画像を読み込んで線を抽出し、色やテキストをつける。
- 背面を透過する。
- PNGで保存して完了!
とてもシンプルですね。ibis PaintにはLINEスタンプ作成を想定した機能が充実しているのでこのアプリひとつで適正サイズの選択や透過処理、フォーマットの選択などをすべて済ませることができます。さっそくibis Paintを使ってLINEスタンプを作成してみましょう!↓
ibis Paint(Androidアプリ)でLINEスタンプを作成する手順
まずは普通の紙にイラストを描いて写メで保存します。イラストを描くのに慣れていないという人も、あまり深く考えずにとりあえずトライ!LINEスタンプで必要なイラストは最低8枚だけ準備すればOKなのであまり構えすぎる必要はありません♪ ペンはなんでもOKですがこのあと線のみの抽出をするので鉛筆やシャーペンではなくサインペンや筆ペンで濃く書いておきましょう。
- マイギャラリーをタップし、左下の『+』をタップ。
- 『LINEスタンプ』を選択します。
- 右下
アイコン > カメラ
アイコンをタップして保存した写メを開く。
- 2本指でピンチインし、大きさを調節して枠内に収まるようにします。
- 大きさが決まったらチェック✔アイコンをタップ。
- 『線画抽出』のポップアップが表示されるのでOKをタップ。
- 周りの背景が真っ白になるようにしたらチェック✔アイコンをタップして完了♪
→
- ペンアイコンをタップし塗りつぶし(バケツ)をタップ。
- 真ん中下の色選択から色を決めてイラストを塗る♪
- 失敗したら左上のもどるボタンで元にもどせます。
→
紙の部分は白でも透過は必要です。背景部分を透過(透明状態に)することによってLINEの画面でイラストのみが浮き上がって見えるようになります。
- 右下
アイコンをタップし、一番下のレイヤーを選択。
- 下の透過レベルをスワイプして0(一番左)にする。
- イラスト背景が↑のように格子柄になっていればOKです。
作ったスタンプを試しにプレビューしたい場合はコチラのサイト(Stampers)から試すことができます。(ただしコチラはPCから)作った画像をブラウザ上でドロップするだけ。ちゃんと表示されました♪↓
あとはLINE Creators Marketのマイページから作ったイラスト画像を登録し、『リクエスト』をクリックすれば完了♪。この作業は数分で完了します。
【超簡単】LINE Creators Marketに登録する方法!
審査が通らない(リジェクト)場合の対処方法
リジェクトされた場合はまず何がNG項目だったのかをチェックします。NG項目はLINE Creator Market内『マイページ』の左側『メッセージセンター』から確認できます。主にリジェクト理由になるのは次のようなもの↓
- 透過漏れ(画像横の文字の透過を忘れていたetc)
- 暴力表現があった。
- テキスト情報が不足していた。(スタンプ説明が短すぎたなど)
- 似ている構図のスタンプが複数含まれていた。
※LINEのNG項目はLINE Creators Market『ガイドライン』に詳細が記載されています。
NG項目をチェックし、『マイページ』の『アイテム管理』からNG項目を修正したら、再度『リクエスト』をクリックして審査結果を待ちましょう!(通常1週間半ほどで結果が分かります。)
【徹底解説】LINEスタンプがリジェクト(審査落ち)した理由と再審査の流れ
スマホで描くのが難しいと感じたら
スタンプを作りたいけれど自分で絵を描くのは苦手・・・という人や、アイディアを描き出す時間がない人、審査で失敗したくない人(審査で連続してリジェクトされてやる気がなくなった人!)は、スタンプ制作の代行業者に依頼してオリジナルスタンプを作るという方法もあります。スタンプテーマや要望などを言葉で伝えるだけでスタンプイラストの作成~審査通過までを任せられるのでとても便利!
- 自分の要望をシンプルに伝えるだけでオリジナルスタンプを作ってもらえる。
- リジェクト(審査落ち)の場合には返金してもらえる。
- 大手企業のスタンプ売り上げ実績などがあって安心して注文できる。
- レベニューシェア(利益を分け合うシステム)なのでその分リスクを回避できる。