こんにちは!SNS LABOです!今回は作成したLINEスタンプの登録申請をする方法と、審査期間やリジェクトの対処法について解説します。「スタンプのイラストが完成したけどどうやって申請するの?」といった場合の手順や「審査期間はどれくらいかかるの?」「リジェクトされてしまった」など申請に関する疑問も解消していきます。
LINEスタンプを申請するのに必要なものと準備
LINE Creators Marketへの登録は必須
LINEスタンプを自作したい!という人はまずLINE Creator Marketのページをチェック。ここからまずCreators Marcket用のユーザ情報を登録してスタンプ登録画面「マイページ」にアクセスできるようにすることが必要です。
- LINE Creators Marketのページへアクセス。
- LINEアカウントでログイン。
- 必要情報を入力し、『登録する』をタップ。
- 登録確認メールに届いたURLをタップし登録を完了する。
※登録のメールアドレスがキャリアメールの場合には『line.me』からのドメインがはじかれて確認メールが受信できないことがあります。この場合はLINEアカウントのメアドをフリーメール(GmailやHotmailなど)に変更してみることをオススメします。
→【超簡単】LINE Creators Marketに登録する方法!
審査の申請をする前にチェックすべきこと
スタンプ画像の数は最低8コから選択可能です。
- 通常のスタンプ→8個、16個、24個、32個、40個から選択できます。
- アニメーションスタンプ→8個、16個、24個から選択できます。
通常スタンプ | アニメーションスタンプ | |
メイン画像 |
必要数:1個
フォーマット:PNG
サイズ:W240×H240 pixel
|
必要数:1個
フォーマット:APNG
サイズ:W240×H240 pixel
|
スタンプ画像 |
必要数:8,16,24,32,40個
フォーマット:PNG
サイズ:W80~370×H80~320 pixel(1個あたり)
|
必要数:8個,16個,24個
フォーマット:APNG
サイズ:W320 x H270(1個あたりの最大サイズ)
|
タブ画像 |
必要数:1個
フォーマット:PNG
サイズ:W96×H74 pixel
|
必要数:1個
フォーマット:PNG
サイズ:W96×H74 pixel
|
↑メイン画像、タブ画像はそれぞれスタンプ画像の中の1枚をサイズを調節したものを使うことが出来るので画像として必要になるのは最低限8コからということになります。
審査で失敗したくない人、たくさんの人にスタンプを買ってもらいたい人は次のポイントをおさえましょう!
- 初心者はまず8個から挑戦するべし。
- コンセプトが分かりやすいものを作るべし。
- 使えるシーンが多そうネタ(挨拶系など)を入れるべし。
- 審査で通るかきわどいネタ(流血や下ネタ)は極力いれない。
LINEではスタンプのNG項目をかなり細かく設定しています。リジェクトを避けたい場合は下の要素がスタンプに含まれていないか要チェック!これらはイラスト表現がカワイクてもNGなので注意!
- 暴力系(流血、吐血なども含む)
- 下ネタ系(下着、露出、ウンコなど)
- スペルや日本語の間違いがある
- 飲酒助長、ギャンブル助長、覚せい剤助長系
- 透過漏れ(『。』『ぱぴぷぺぽ』などのマルの中も!)
- スタンプ情報の不備
申請前に知っておきたいこと
スタンプ審査をリクエストしてから結果が分かるまでどれくらいかかる?
- スタンプ審査リクエスト→審査中になるまで=1週間くらい
- 審査中→審査発表=1~3日
つまり審査リクエストしてから結果が分かるまでは最低でも1週間半程度かかるということになります。待った挙句にリジェクトされるパターンもあるので、なるべく最短でスタンプリリースしたい人は審査落ちしないように条件などを入念にチェック!
LINE Creators Marketの登録~スタンプを販売するのにかかる費用はありません。ただしスタンプの売り上げが出た際は売り上げ額の50%がLINE側の手数料として引かれます。
個人でスタンプを作成する場合には基本的には無料配布はできません。LINEスタンプは販売までの過程がすべて無料であるのと引き換えに、スタンプ売り上げの一部(50%)を販売手数料として差し引くシステムになっているからです。どうしても無料で配りたいという人は自分のLINEアカウントから自分のスタンプを『プレゼント』として相手に贈る方法が一番シンプルです。
※企業スタンプの場合、期間限定のスタンプ無料配布がありますが、この場合にはスタンプを手に入れる側に支払いが発生しない代わりに企業側がある販売手数料をまとめてLINEに支払っているということになります。どうしても無料配布したいという場合はこの方法についてLINE側に交渉してみてください☆
(交渉はこちらから→LINE問題報告ページから『LINE』>『スタンプ』>『その他』)
LINEスタンプ申請・審査・販売までの流れ
LINEのスタンプを販売し、売り上げを受け取るまでの流れがコチラ!
- LINE Creators Marketからクリエイターとして登録する(2分程度で完了)
- スタンプ画像+テキスト情報の登録をする。
- 審査をリクエストし結果を待つ!(1週間半程度)
- 審査が通ったら販売開始(リリース)。
- 売り上げの50%を登録した口座から受け取る。
LINEスタンプの審査を申請し登録する方法
LINEスタンプの審査を申し込む手順はコチラ!(まだ画像を準備できていない人もタイトル、スタンプ説明のみから登録できます)
- LINE Creators Marketにログインしマイページにアクセス。
- 左側『アカウント設定』>『送金先情報』から売り上げの受け取り口座を登録する。
- 左側『新規登録』>『スタンプ』を選択。
- スタンプ詳細を入力する。※
- スタンプ画像を登録する。
- リクエストをタップ。
コピーライト=著作権の表示は自分で任意のもの(半角英数字)でつけられます。一般的な書き方としては『©2017 testest』などのようにコピーライトマーク©のあとに著作権を設定した年を書き、そのあとに個人の名前(ニックネームも可)や企業名などを明記する方法です。
※スタンプの販売エリアを『販売可能なすべてのエリア』に設定した場合にはリリースしたスタンプを230か国で販売することができます。また、スタンプの説明文を日本語と英語以外にさらに追加したい場合は『言語を追加』の欄の12言語から追加できます。(参考リンク:LINE Creators Market Q&A)
登録申請後の審査期間はどれくらい?
以前はスタンプの審査リクエストから結果通知までが数か月かかるという状況でしたが、現在ではリクエストから1週間強程度(10日前後)で結果通知が届くようになっています。LINEの審査自体は平日+土曜日の午前10時~午後8時頃までのようです。(現時点で日曜日にステータスが変わることはありません。)
審査に落ちた(リジェクト)理由と対処方法
なぜ?審査に落ちたリジェクト理由とは?
リジェクトの場合にはLINE側からリジェクト理由についての説明がマイページ内右上の『メッセージセンター』添付されます。スタンプそのものに問題がある場合もあれば、スタンプの説明に問題があってリジェクトされる場合もあります。リジェクト理由になるもので多いものがコチラ↓(よくある順に記載しています)
- 透過漏れ(画像横の文字の透過を忘れていたetc)
- 暴力表現があった。
- テキスト情報が不足していた。(スタンプ説明が短すぎたなど)
- 似ている構図のスタンプが複数含まれていた。
※LINEのNG項目はLINE Creators Market『ガイドライン』に詳細が記載されています。
リジェクト後の対処方法とは
リジェクトされてしまった場合には、スタンプの管理画面からリジェクトの原因となっている項目を修正し、再度審査をリクエストします。
【徹底解説】LINEスタンプがリジェクト(審査落ち)した理由と再審査の流れ
どうしても審査が通らずリジェクトされていしまう場合
「何回提出してもリジェクトされてしまう・・もう無理(泣)」という人は、スタンプ製作会社に依頼するという方法でもオリジナルのスタンプを作ることができます。
- 自分の要望をシンプルに伝えるだけでオリジナルスタンプを作ってもらえる。
- リジェクト(審査落ち)の場合には返金してもらえる。
- 大手企業のスタンプ売り上げ実績などがあって安心して注文できる。
- レベニューシェア(利益を分け合うシステム)なのでその分リスクを回避できる。
LINEスタンプを作って欲しい!おすすめの制作代行会社ランキングと選び方!
よくある質問
スタンプの値段は自分で設定することが可能です。↓
スタンプは1セット最低8個から選択することが可能となっています。40個は最大個数なので初めてスタンプ制作する人は8個からトライするのがオススメ。(スタンプ画像の個数に関する公式説明はコチラ)
iPhoneやAndroidのスマホひとつ(PCナシ!)でLINEスタンプを作ることはできる?
スマホ用のLINEスタンプ作成アプリ『Shuttle Sticker』を使うと誰でもカンタンに自分の手書きイラストをスタンプに変換することができます。このアプリを使うと作成したデザインをZipファイルとして保存できるので、スマホ版のLINE Creators Marketのスタンプ画像登録 > 編集 > Zipファイルからスタンプ画像を登録できます。(Shuttle Stickerリンクはコチラ)
※2017年4月末時点ではアンドロイド版はComing Soonとのこと!
ラインスタンプの再承認はできますか?
承認されたのですが確認する前にライントークを削除してしまいました
私、10日過ぎたのにまだラインからのおしらせが来ていません。どうしたらいいですか⁉
[…] あとは、LINEクリエイターズマーケットに登録して、スタンプ名や説明文を書いたり、スタンプをアップロードして審査を待つことになります。登録方法は、公式サイトやこちらの記事を参考にしてみてください。 […]
ラインスタンプのデザイン画を、郵送することは、出来るのでしょうか?